神奈川県議会 2023-02-27 02月27日-07号
富士山は、江戸時代の宝永の大噴火を最後に噴火していませんが、活火山とされており、宝永噴火の際には、県西地域では、降灰により、家屋の倒壊や農作物被害のほか、火山灰が流入した酒匂川では、度々の水害をもたらすなど、非常に甚大な被害を受けたとされています。
富士山は、江戸時代の宝永の大噴火を最後に噴火していませんが、活火山とされており、宝永噴火の際には、県西地域では、降灰により、家屋の倒壊や農作物被害のほか、火山灰が流入した酒匂川では、度々の水害をもたらすなど、非常に甚大な被害を受けたとされています。
一たび噴火が発生すると、噴石、溶岩流、火砕流、火山灰等により被害が広範囲かつ長期に及ぶことが懸念されています。 そのため、噴火の兆候を事前に把握し、避難を促すための監視・観測、被害を軽減するためのハード対策、火山の正しい知識や実際の避難行動を促すためのソフト対策、この3つを総合的に進める必要があると考えております。
噴火は約2週間続き、当時の記録で、私の地元、小田原では、降り積もった火山灰が雨により酒匂川などの河川に流れ込み、川を埋め、堤防が決壊、周辺の村々で洪水により、田畑が流される被害が長期にわたって起こり、幕府による復旧事業で、米の収穫量が噴火前の水準に戻るのには、100年近くかかるほどの甚大な被害をもたらしたと言われています。
また、富士山が噴火した場合には、溶岩流だけでなく、噴石や火砕流、融雪型火山泥流、火山灰など、さまざまな火山現象が発生することが想定されています。
熊本県の土壌は、御存じのように阿蘇の火山灰です。水の吸い込みが極端に早いため、水源涵養の一環として米を作っていない休耕田にわざわざ水を張って、費用はその水を使っているソニーとか、あるいは富士フイルムとか、サントリーとか、コカ・コーラといったところが費用を分担しながら水を守るという仕組みをつくっています。
そうすると、地下水調査会が主張しているのは、第2帯水層と第3帯水層のところに粘土層が全域に張りついているので、粘土は水を通しにくいので大丈夫だと言われていましたが、先生が調べた11本のボーリングデータによりますと、粘土層がないところがある、火山灰が積もった礫層のところがあると、見解が異なります。
福井水源地付近の地層や地質ですが、左側、先ほどもお話がありました地下水調査会の分析では、第2帯水層、第3帯水層の間に広く火山灰質固結粘度層、粘土層があって水を通しにくいとしています。しかし、右側、米子市水道局が以前やった調査ですが、上層部には粘土層がありますけれども、その下は全て砂礫層、水を通しやすい。この2つ、全く違うのです。地層地質の分析が違えば、地下水のありようも変わってきます。
例えば、温泉地学研究所では、県内への影響が懸念されている、富士山が噴火した際の火山灰などに関する基礎研究を実施し、富士山の火山災害対策に貢献しています。 また、畜産技術センターでは、都市部の畜産農家が最も苦労する畜舎等の臭気を低減する技術について、実証試験を進めています。
一方で、住民が的確に避難行動を行うためには、溶岩流や火山灰などの火山現象について正しく理解する必要があることから、富士山噴火に関する知識の普及・啓発を図ってまいります。 具体的には、さまざまな火山現象の特徴やそれに応じた避難方法、留意点などをわかりやすく解説した動画を作成し、今後県ホームページで公開するほか、市町村や関係機関にDVDを配布することとしております。
一七〇七年の噴火では、死者は出なかったが、火山灰で甚大な被害が発生したと記録されております。さらに、怖いことに、この富士山噴火は、これまでの歴史を見ると、南海トラフ地震の発生と連動して噴火をする可能性があります。例えば、江戸時代の宝永噴火では、宝永地震つまり南海トラフ地震の四十九日後に発生しており、過去の例でも数年後には発生しております。
だから、鹿児島もシラス大地でありますから、火山灰土によって、やはりそうした崩れやすい地盤というものがあると。だから、そうした土壌の問題、地質の問題とやはり組み合わせて、こういうことにアプローチしていかないといけないのだろうというふうに思います。 ここ最近、実は急傾斜地対策を増やしておりまして、18億円から24億円ぐらい、大体4割ぐらい増やしてきております。
その結果、沖積層から成る第1帯水層、浅いほうから深いほうに向かって火山灰質砂層から成る第2帯水層、それから安山岩質火砕岩から成る第3帯水層から構成されていることが明らかになっております。連続的な降水変化に伴う地下水変動や河川流量変化を再現できるようにしました地下水シミュレーションから、計画台地付近を流れる第1帯水層及び第2帯水層の地下水は、福井水源地に向かうことはないこと。
阿蘇山は、噴火のたびに火山灰を降らすことで、九州中央部の地形や農業に大きな影響を及ぼし、火の山として古来より畏敬の念を持って信仰の対象となっています。この歴史の中で、阿蘇神社の農耕祭事等に代表される農業にちなむ独自の文化を形成してきました。また、阿蘇外輪地域の草原は、私たちの祖先が古来より低灌木を切り開いて、馬の放牧地を形成したものです。
先日のトンガでの火山噴火も記憶に新しいところですが、噴石や火砕流だけでなく、火山灰が広範囲に降ることで、首都圏でも被害は甚大になるものと予測されております。 首都圏での降灰の評価は変更されていませんが、富士山の火山灰がどこまで飛ぶかを予想したハザードマップでは、首都圏には二から十センチメートルほど降り積もると予測されています。都への影響について伺います。
本県は、冬の日照時間が長く、空っ風や火山灰地で水はけがよいなどの地理的条件から、小麦作りに適していまして、水田の裏作として、盛んに古くから作られていたということであります。そのために、うどんやおっきりこみ、じり焼き、焼きまんじゅうなど、粉食文化と言っていいんでしょうか、粉食文化が生まれてきました。 平成24年には、北海道、福岡、佐賀に続く4位の小麦の収穫量があったと聞いております。
来年度は、計画の策定に向け、要支援者対策や火山灰からの避難などについてさらなる検討を行うとともに、噴火時において、現地対策拠点を速やかに立ち上げることができるよう、資機材の整備を進めてまいります。 このほか、水害への対応として、流域治水対策を進めることとし、モデル流域四カ所において、ハード・ソフト両面の対策を盛り込んだアクションプランの策定に取り組んでまいります。
一方で、火山灰については昨年4月の国の報告書では、降灰が首都圏の広い範囲に及ぶと想定されており、本県でも交通機関の運行停止、道路交通の障害、設備故障による停電、水質の悪化による断水、健康被害など、様々な分野に影響があるものと考えています。
爆発的噴火が発生すると、首都圏を中心とした広い範囲に影響が及ぶとされており、条件が重なれば千葉県でも4センチから8センチの火山灰が堆積すると想定されています。千葉県企業局では、異物混入対策として、順次浄水場の覆蓋化を進めていると思いますが、その進捗状況はどうか、お伺いいたします。 ◯委員長(鈴木 衛君) 関係課長。 ◯説明者(小林浄水課長) 浄水課でございます。
富士山噴火に関しては、先月四日から七日にかけて、富士吉田市において、火山灰堆積時における車両走行等の体験事業が行われましたが、私も参加し、実際に火山灰が敷き詰められた路面での車両走行を体験しました。 言葉では理解していましたが、火山灰が道路に降り積もっている場合には走行困難となり、渋滞が引き起こされることで、緊急通行車両の妨げにもつながることを、改めて実感したところであります。
報道によると火山灰土で土石流が起きやすい地質だということですが、土石流が起こりやすい上に、中央道の歩行者用トンネル用のボックスカルバートに水が集中して、流速がすごく速くなって、土砂崩壊を起こしたと伝えられています。そういう意味で、スマートインターの引込線を敷設する地域も同じ地質だと思うんですけれども、あのルートあるいは構造について、設計の見直しなどは必要ないでしょうか。